オーラバトラー [ ベ・ス・パ ] |
■投稿者 スプリッターさん
■使用キット BANDAI 1/72HGAB ダンバイン ( + 木工パテ7本 使用 ) ■はじめに いまさらオーラバトラーですが この足なしABは、昔模型情報に投稿イラストが載っていて、自分の工作レベルと作りたい物とのギャップが大きかったのでずっと暖めていたのですが、最近 イメージした物が出来るようになったので造ろうと思い製作しました。 ■製作 MGに「中山ダンバイン」の記事のなかに =ダンバインは、アールと逆アールの塊で、生物系なので平面的ロボットの感覚で作るとスッゲかっこ悪くなる= と載っていたので、それを頭の隅に置きながら製作です。 生物系でも大きく分けて2つに分かれます。1つは、ツルツル表面の虫系 もうひとつは、グチャグチャ表面の怪獣系です。今回は、机の上に詰まれたズワウスを見ていたらこうなりました ●頭 唯一キットの面影が残っている所です 角は、ギリギリまで掘り込み立体的にしセンターのラインでヘルメットを被ったように整形 目は、クリアーレジンで置き換え 嘴は、取り付け位置が上気味なので 切り離しあごに近い方に埋め込む ●腕 上腕で2ミリ 下腕で3ミリ パーツを切り盛りしバランスを調整 爪は、短いのでプラバンで作りレジンに置き換え 肩は、キットのパーツを芯にエポキシパテを盛り大きくし裏側は、コンバーター風にした 手の平は、キットのラバーは、加工し難いので一端レジンに置き換え指を切りとばし銅線を差し表情をつけSSPで整形 ●胴体 キットのクリアーパーツは、使わずエポパテを盛り整形し 胴体丸ごとクリアーレジンに置き換え ●下半身 足?・腹? とにかく今回の一番の特徴 虫だと腹にあたる 部分です まずムクだと重くなるしパテ代もかさむので芯なるマスキングテープ幅広(やすいので十分)をキットのバランスを見ながらイメージの大きさよりも小さめに巻きます 端は、出して置きます そこにエポパテを盛り 硬化したらさっき出して置いたマスキング テープをシュルシュルと抜くと空洞パーツの出来上がり 後は、ひたすらエポパテとの格闘です ●コンバーター 円盤状の物は、プラバンをCリングに切り両端を接着すると出来ます 本体は、はじめ ヒートプレスで行こうと思いましたが複雑な形状が無理でした そこでバルサ材で大まかな形を出しエポパテを盛り中のバルサをくり抜くとお椀状のパーツが出来ます そこに先ほど出来た円盤を二つ張り合わせ詰めます 噴射口はなどエポパテを深く盛り付けてスパチュラ等で指しながら形を出して行くと上手く行きます ●羽 全体的に大きくなってしまったのでキットの羽だと小さいので本体に合った大きさにします 作りたい羽の形に合わせ針金で形にします いったんシワシワにしたティッシュペーパーを貼り両端を留めます そこにレジンを染み込ませて固めます後は、余分な部分を切り取りもう一度切り口にレジンを染みこませせれば綺麗に仕上がります 取付け根本をエポパテで作ったら原型の出来上がりです それを クリアーレジンに置き換え完成 今回は、表現を付けたかったので4枚とも作りました ●触覚・尻尾 背中から生えている触覚は、細い被服線を2本不規則に絡ませて 大きめの収縮コードに入れ炙って行きます収縮コードが大きい為収縮しても被服線にピッタとは、合いません炙って余ったところを素早くひねって行きますここでも不規則にひねります 収縮コード自体応用が利いて使いやすいのですが、塗装が出来ないのが欠点です 尻尾は、1つ形を作りレジンの複製です数があったので大変でした 芯は、アルミ製なので自在に動きます。 ●剣・楯 刃は、プラバンからの削り出し 杖の部分は、事務用品のプラスチック製の綴じ紐をレジンに置き換えてエポパテで鍔を作ります。 楯は、バルサで大まかな形を作りヒートプレスしエポパテで形を整えてレジンに置き換えです ●組み立て 左右同じパーツは、レジンで複製し針金で接続しポーズを決めてエポパテでマッスルモールドを入れ 関節に見える芋虫状のコードは、エポパテを紐状にしエバグリの上で転がすと出来 固まらないうちに取付けます ■塗装 基本色 クレオス ネービーブルー40 タミヤ アクリルでドライブラシ・エナメルで墨入れ。 ABには、エナメルのクリアーオレンジが良いアクセントになります。 ■ウォータードラゴン 下のドラゴンは、模型店の隅に生息していた85年のホワイトメタル製たぶんアメリカ原産?に着色。 全然イジッテいません でもカッコいいでしょ。 ■ベース 足がないので置く台が入るのでジオラマとゆうよりは、ビネットのつもりで作りました 木台にスチレンボードを重ね ミラコンでコートし木は、銅線を束にして根本を押さえながら枝を広げ瞬間で固定し着色後にスポンジを細かくしつけます そして ライケンや熱帯魚用品を配置を見ながら置いて行きます ■後書き 本当は、流木のようなうねった形を出したかったのですが力不足でした 次回きかいあれば挑戦したいです。 |