RX-78-4 ガンダム4号機

■製作者 しるびぃ

近所に新しくできたお店「GUNDAM ZONE」の第1回ガンプラコンテストへの出展作品です。
機体そのものは、ゲームやマンガなどに登場してるみたいですが、実際のところ自分にはあまり馴染みのない機体です。もちろん機体性能なども判らず、どんな活躍をしたのかも全く判りません。
しかし、白地に青と黄色といった機体には何故だか(笑)過敏に反応してしまう自分。この機体も例に漏れず気になる機体で「いつか作ってみたい」と思っていました。
丁度そこにコンテスト開催のことを知り、「参加するならカラーリング的にも見映えするこの機体しかない!」と感じ、製作に取り掛かることにしました。
久し振りに作るMGシリーズに、先ず感じたのは“細かいパーツが多い”ということ。
でも最近のキットはユーザーフレンドリーの様でして、パーツ構成も巧くできてますね。あまりストレスも感じることがなく作業することができました。
今回のカラーリングイメージは、箱絵の様な渋味と若干抑え気味の派手さ。
白はグレー系を残したホワイト。ブルーはやや紫掛かった青。黄色は金色にすることで玩具っぽさを消し去り、コンテスト作品としてのアピールポイントとしてみました。
製作期間も自分にはやや厳しい状況で毎日毎晩徹夜続きでしたが、どーにか締切直前に完成させました。

■使用キット
BANDAI 1/1MG ガンダム4号機

■製作
頭部
・アンテナのシャープ化
・フェイスパーツの後ハメ加工
 (頭部センサー裏側には2mm角棒にてストッパーを作り、ラピーテープを貼ってます。)

●腕部
・ビームガンのマズルをブラスパイプMAXに変更。内部にはラインストーンを貼付け。
・手首パーツ(B10)の後ハメ加工
・上腕部の合せ目にスリットを設けて塗装後に肘パーツを挟むようにしました。
●脚部
・太腿上部を2mm延長
・膝関節の後ハメ加工
 (D21、23パーツの脹脛メカパーツ境界線で切り離しています。HJ誌'03年9月号参照)
・脹脛側面の丸いサブスラスターをコトブキヤ製丸ノズルに変更
●胴体部
・コクピットカバー後ハメ化のため、C21腹部境界線にて切り離し。
・フロントアーマー内外両側面を0.5mm、下側を1.0mmプラ板で大型化。エポパテで形状修正。
・フロントアーマーの接続方法を1.0mmアルミ線に変更し、胴体との密着感をだしました。
・フンドシ部側面の長方形凸部を凹状に変更
●武器類
・メガビームランチャー各部の後ハメ化
●その他
今回の作品にはネイルアート用のラインストーンを各所にアクセントとして使用しています。
・肩アーマーと足首アーマーの側面には四角形のもので左右燈を表現(左にレッド、右にブルー)
・サイトセンサーやビーム砲マズルには丸状のもので各所に適応したカラーを使用
メガビームランチャーのショートレンジセンサーなどにはラピーテープも使用しています。

■塗装
瓶サフ1000を吹いた後、全体にベースグレーMAXにて下地塗装しています。
その後、各色を塗りました。
●白(本体色)
#97灰色9号 → Gカラーホワイト12
(脛のセンサー部?にはマジョーラカラーのマッターホルンを使用)
●青
#80コバルトブルー+#204蛍光ピンク+#1ホワイト → 更にホワイトを加えた色
●黄
#159スーパーシルバー → #48クリアイエロー+#202蛍光イエロー+#49クリアオレンジ少々
●グレー(関節など)
#8シルバー+#92セミグロスブラック
●デュアルセンサー、頭部カメラ
クリアグリーン
●ビームライフル
関節色の上に#50クリアブルーをコート
●墨入れ
エナメルのフラットブラック&ジャーマングレーの混色
◆仕上げコート
デカールを貼った後、最終コートとして#181スーパークリアー半光沢を吹いてます。

ホワイト部分は、もっと白に近付けたかったのですが、グレーが強く残ってしまったのが悔やまれます。
ホワイト塗装には充分な時間をかけるか下地色に気をつけるべきだと反省しております。

■デカール
キット付属やキャラクターモデル誌付属のマーキングシール類、WAVE製Xデカールを使用。
製作時間の都合で必要最小限のマーキングしか貼っていません。


■完成日 2003年12月13日



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